被災した校舎をありのままに保存し、震災や地域に関する貴重な資料とともに公開しています。
災害メモリアルに学び、描く未来
―伝承を通じた防災教育実践ポータル―
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震災遺構を通じた 「いのち」と「くらし」の学び
震災遺構を通じた
「いのち」と「くらし」の学び
いま東日本大震災を知らない子供たちが就学期を迎えています。
地震や津波による被害を繰り返さないためにも、震災の記憶を風化させないよう、震災の経験を語り継いでいく必要があります。
私たちは、「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」を防災教育に役立てていただきたいと考え、教員向けの手引書や活用プラン等を作成しました。探究的な見方・考え方や、自己の生き方を考える資質・能力を育むために、学校で行われている様々な学びにおいても活用いただけたらと思います。
震災の記憶を手がかりに、いのちや暮らしについての深い学びを経験した子供たちが、子供や地域に対する様々な人の思いに<気付き>、それを他人事ではなく我がこととして<受け止め>、さらに地域が一体となって次の世代へといのちのバトンを<つなぐ>ことから、心も体もよりいっそうたくましく育ってほしいと願っています。
Read More防災教育に少しでも役立てていただきたいと考え、
施設見学に使えるワークシートや教員用の手引き書、活用プラン等をご紹介しています。
私たちの「いのち」を守るための教訓を学ぶとともに、かけがえのない日々の「くらし」―震災遺構と地域の生活を知ることができます。自分ごととして震災遺構での出来事をとらえ、深い学びにつなぎます。
東日本大震災についての深い学びとともに、様々な人や地域と関わりながら<生きることそのもの>を学ぶ。
被害のみではなく、被災前の暮らしや地域の人々の思いに触れることで、今の生活と結びつける。震災遺構の保存に込められた思いや願いについて考える。
実感を基に、自分と大切な人・まちを守るため、必要な準備を共有することの重要性に気付かせる。
本プロジェクトの取り組みで制作した、防災教育に役立つ動画集です。
東日本大震災による地震や津波等の被害を受けた建造物等を、安全面の整備を行ったうえで、そのままの状態(施設によりがれきの処理等の状況は異なる)で保存したものです。
本サイトでは、震災の記憶・教訓を伝承する目的をもった展示・交流施設等と合わせ、「震災メモリアル施設」と位置付けています。
東日本大震災による津波の被害を受けた施設(整備予定を含む)では、本サイトで詳細しているものの他に、旧気仙沼向洋高校(気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館)、石巻・旧大川小学校、旧門脇小学校(石巻南浜津波復興祈念公園)、旧JR野蒜駅(東松島市震災復興伝承館)、陸前高田・道の駅「高田松原」、旧気仙中学校(高田松原津波復興祈念公園)等があります。
自由にご利用いただけます。これらを活用して教育実践を行った際は、ぜひ実践事例を本学にお寄せ頂けましたら幸いです。メディア等でのご紹介の際は、本学までご一報ください。
Word形式でも提供しておりますので、各校の実態や活用方法に合わせて、アレンジしてご利用ください。アレンジの事例もぜひ本学までお寄せください。
形式は特に定めておりません。活用のアイデア、工夫した点、実態に合わせたアレンジを文章でお寄せ頂いても、事前・事後学習で使用したプリントや、ワークシートの活用例、指導計画、遺構訪問の要項、児童生徒の成果物等をそのままお送り頂いても結構です。
メールにてお送りください。
児童生徒の情報は公表せず、厳重に管理いたします。学校名や提供者を伏せて掲載することも可能です。またサイトに掲載できない場合も、今後の研究の参考資料として、ご提供頂けましたら幸いです。
原則として本サイトからダウンロード頂き、印刷してご使用頂ければと存じますが、教員向け研修での利用など、まとまった部数の郵送をご希望の場合、お電話かメールにてお問合せ下さい(在庫には限りがあります)。
手引書には英語版・タイ語版・トルコ語版もございます。