山元町震災遺構 中浜小学校

元山元町立中浜小学校は、海岸から約300mと、海のすぐそばにあります。東日本大震災当時の在籍児童は５９名、職員数は１４名の学校です。
当時の校長は、児童が二次避難場所となっている中学校へ逃げることは困難と判断し、児童や職員・迎え来た保護者や地域住民は屋上・屋根裏に逃れ、90名が命をつなぎました。津波の高さは２階の天井まで何度も襲い、津波到来予測時刻と、中学校までの距離を考えた結果の、ギリギリの判断だったことがわかります。

山元町のHPでは、下記に掲載した詳しい解説映像や、語り部ガイドの申し込み方法が示されているほか、現地ではガイドブックや、防災学習ワークブック（小学生向け・中学生向け）も準備されており、防災教育における活用ツールが充実しています。

見学方法

1. ガイドブック・ワークブックを参考に、館内を見学する。
2. 海からの距離・二次避難所までの距離を体感し、当時の判断や事前準備の重要性について考える。
3. 語り部ガイドの話を聞き、当時の様子や、人々の思いを実感する（申込方法は下記HP参照）。

その他「やまもと語りべの会」による、オンライン事前学習や、オプションツアーも用意されています。

住所

〒989-2111 宮城県亘理郡山元町坂元字久根22-2 [GoogleMap]

電話番号

0223-23-1171

開館時間

9:30 〜 16:30
※入館料　一般400円、高校生300円、小中学生200円、未就学児無料
団体20名以上の利用は100円引き

休館日

月曜日（祝休日の場合は翌日）・年末年始

お手洗い

1 箇所（隣接する管理棟内）。だれでもトイレあり。

駐車場

無料駐車場完備・大型バス 6 台駐車可

URL

https://www.town.yamamoto.miyagi.jp/site/ruins-nakahama/