6月12日防災の日、仙台市と連携し、新任高校教員5名と本学教職大学院生20名が合同で、若林区荒井のメモリアル交流館、及び、震災遺構「荒浜小学校」を視察しました。
経験と教訓、知見の伝承を行っていくため、将来の災害を意識した人材育成が狙いです。


震災当時、荒浜小学校に勤務していた阿部先生から車内と現地で説明を受けました。震災の数日前には津波を想定した訓練を行い、屋上に避難したことなどを聞きました。
震災時、屋上で手を振っていた子どもたちはヘリコプターで数名ずつ避難所に運ばれましたが、帰る家はもうなかったのです。失ったものの大きさを改めて思い起こす機会となりました。