311ゼミナール

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311ゼミナールについて

宮教大生にとって東日本大震災とは何か/311にあらためて向き合い、教師の役割を考える

「311ゼミナール」は、機構が発足して新規に立ち上がった学生主体に運営する自主ゼミです。1期目の2019年度は35人が登録、2期目の2020年度も1年生から教職大学院生まで35人が登録し、週一度の「ゼミの時間」に活動しています。

1期目は❶学校避難の検証(震災での学校避難経験を共有、追体験し、成否のカギを検証)❷世代を超えて生きる防災教育(震災後の防災教育の現状を調べ、必要な方向性を考察)❸次世代につなぐ放射線教育(福島県で行われてきた放射線教育の経緯を調べ、検証)――の三つのテーマで、グループごとに視察や調査を行い、その成果を活動報告会で発表しました(詳細は下端の「活動記録」の項をご覧ください)

2期目は、コロナ禍の影響によりオンラインでの集まりでテーマを話し合い、活動しています。❶分かりやすく防災教育のポイントを探る❷震災10年になる被災地の実情を知る❸震災後の避難訓練の実態を調べる❹避難所になる学校の実情を調べる❺原発被災地の伝承と放射線教育の現状を調べる――の五つのテーマに分かれ、夏休みを利用して現地調査、月鉱対象、住民対象のアンケーなども開始しました。2期目と同様に、年度末には活動報告会を開き、成果を発表します。

ゼミ生は、震災時に小学生、中学生だった世代です。宮城県沿岸部の小学校にいて津波避難を経験した学生、福島県出身で原発事故の影響を受けた学生もいます。被災地出身ではない、これまで震災と縁遠い暮らしを送っていた学生も多く、足元で起きた歴史的な出来事である「311」にもう一度きちんと向き合いと考えている学生が集まりました。

子どもたちのいのちを守る、自分と周りの人のいのちを守れる子どもを育てる教師を目指して、学生たちはあの日のこと、あの日から今日までのことを見つめなおし、将来のことを語り合っています。

ゼミについての問い合わせは、気軽に下記まで。

機構事務局

022-214-3296

311drr-life@adm2.miyakyo-u.ac.jp

311ゼミナール活動記録

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