伝承することの大切さと難しさを学ぶ/次世代伝承班が石巻市・陸前高田市の伝承施設を見学

9月10日(木)、次世代伝承班が石巻市と陸前高田市の震災伝承施設を見学しました。

石巻市の伝承交流施設MEET門脇では、ガイドの方による説明や実際の津波映像、被災者の証言を再現したCG映像を通して、改めて津波の恐ろしさを実感しました。また、震災を知らない世代にも東日本大震災の教訓を伝えられるよう、漫画動画を上映するなどの取組は、紙芝居による伝承活動を行っている当班にとって大変興味深いものでした。

陸前高田市では、東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」を訪れました。陸前高田市が位置する三陸地域は、明治三陸地震津波やチリ地震津波など、たびたび襲来する津波の脅威と向き合いながらも、豊かな恵みをもたらす美しい海や大地とともに暮らしてきました。そのような三陸地域の人々にとって、多くの尊い命や街並みを一瞬のうちに奪い去った東日本大震災は、津波の脅威を改めて強く認識させる出来事となりました。

今回の見学を通して、私たちは「大きな地震が起きたら高台へ逃げる。自分が逃げることで周囲の人々にも避難行動が連鎖し、多くの命を守ることにつながる」という教訓を伝え続けることの大切さと、その難しさを学びました。そして、その教訓が次の世代へ受け継がれていくことを信じ、伝承活動への意欲をさらに高めることができました。