9月8日(火)、未曽有の複合災害をテーマに活動している311ゼミナール「原発事故被災と教育班(原発班)」が、被災地である福島県富岡町を中心に調査活動を行いました。
東京電力廃炉資料館では、「原発事故とその対応」と「廃炉に向けた取組」の2点について、映像や係員の方の説明を通して学習しました。「原発事故とその対応」では、原子力発電の仕組みや福島第一原子力発電所事故への対応、同発電所各号機で発生した事象の詳細について学ぶとともに、津波対策をはじめとする防災対策の課題についても知ることができました。「廃炉に向けた取組」では、燃料や燃料デブリ取り出し、汚染水・処理水の対策、廃棄物処理の現状や見通しを学びました。
また、とみおかアーカイブ・ミュージアムでは、地震や津波による被害の状況に加え、原発事故により震災翌日に避難を余儀なくされ、将来の見通しが立たないまま故郷である富岡町を離れることになった人々の思いに触れました。車窓から見える、かつて人々の暮らしがあった場所に雑草が繁茂する様子からは、復興への道のりがいまだ続いていることを実感するとともに、改めて複合災害の恐ろしさを目の当たりにする研修となりました。 このほか、原発事故対応の拠点となったJヴィレッジや、大津波に襲われた請戸小学校周辺も視察しました。
